旅行先の台湾で市内のお店に電話で予約をしたり、
日本に電話する必要が出てしまった場合、
どのようにしたらよいか悩む方も多いと思います。
今回は台湾市内への電話の掛け方、
日本と台湾間の国際電話の掛け方、
海外からお得に電話を掛ける方法についてまとめました。
台湾の電話番号ってどんな仕組み
まず、台湾の電話番号の仕組みについて
知っておきましょう。
台湾の電話番号は、
固定電話も携帯電話も桁数は10桁からなっており、
固定電話の場合は日本と同様
「市外局番 – 市内局番 – 番号」の数字となっています。
一般的には市外局番は0から始まる二桁の数字で、
台北は02、台中は04、高雄は07となっています。
また、携帯番号は09から始まる
10桁の番号となっています。
市外局番は?台湾市内のホテルや公衆電話から、台湾国内へ電話する場合。書き方がわからない場合は
台湾市内には至る所に公衆電話が設置されています。
公衆電話から同一市内へ電話をかける場合は、
日本と同じで市外局番を省略し、
市外へかける場合は市外局番を含む
10桁の数字を入力するようにしてください。
利用方法も日本と同じで、
受話器をとり、
硬貨を投入して番号をダイヤルします。
おつりは出ません。
また、テレフォンカードも利用可能で、
コンビニ等で購入することができます。
カード挿入口に差し込んでから
電話番号をダイヤルしてください。
台湾旅行に便利な悠遊カードが使える場合もあります。
ホテルからの通話も上記とほぼ同様ですが、
先に外線(通常はダイヤル0)を押すことが必要です。
電話の周辺に案内表記があると思いますが、
ややこしい書き方をされている場合もあるので、
困ったらフロントに確認しましょう。
通話料金は通話料以外に手数料を取るところも多く、
一般的にチェックアウト時に支払いとなります。
国番号は?台湾から日本へ国際電話をかける場合
台湾から日本へ国際電話をかける方法は、
大きく分けて3つあります。
携帯電話から日本へ国際電話をかける場合
携帯電話から日本へ国際電話をかける場合は、
「国番号(この場合81)+ 頭の0を除いた9桁の番号」となります。
旅行などで日本から持ってきた
携帯電話を使用する場合は、
ダイヤル手順が会社により異なる場合があるので、
ホームページ等で
しっかりと確認しておくことをお勧めします。
固定電話から日本へ国際電話をかける場合
固定電話を利用する場合は様々なサービスがありますが、
よく利用されるのは
「国際電話認識番号(この場合002)+ 国番号(この場合81)+頭の0を除いた9桁の番号」
の番号です。
IP電話番号を取得し、固定電話や携帯から国際電話をかける場合
IP電話とは、
インターネット回線を利用して相手との
通話を成立させる方法で、
掛け方は携帯電話からの通話と同様で
「国番号(この場合81)+ 頭の0を除いた9桁の番号」
となります。
旅行先の台湾から日本へ電話をかける場合は、
このIP番号からの通話がお得なため、
下記でもう少し詳しく説明します、
台湾では便利なIP電話番号を取得しよう
IP電話とは、050から始まる番号で、
従来の固定電話のような電話回線ではなく、
IP(internet Protocol)技術を利用した
インターネット回線で通話のことを指します。
固定電話からだけでなく、
IP電話アプリをダウンロードして
携帯からも利用可能です。
インターネット回線を利用するため、
当然ながらインターネット接続環境下であることが必須条件ですが、
台湾は無線LAN環境がかなり整っているので、
Wi-Fiスポットも簡単に見つけることができ、
通話にそこまで支障は出ないと思われます。
もし日本で定額データローミングの契約をせず、
Wi-Fiに接続しない状態で通話を利用してしまうと、
料金が高額になってしまうので注意しましょう。
通常台湾から日本への通話は
国際電話というカテゴリーになりますが、
050IP電話番号を事前に取得しておことで
日本国内から電話をしていることになり、
通話料金を安く済ませることができます。
まとめ
今回は台湾から日本への通話方法についてまとめました。
もし緊急で日本に電話する用事ができてしまった場合も、
この記事を確認し焦らず対応してください。
今回は一例としてIP電話番号について記載しましたが、
最近では他にも各通信会社からさまざまな
海外オプションが出されています。
「海外 電話 プラン」等で
検索すると簡単に情報が見つかるので、
通話料金を抑えたい人は
ご自身に合ったプランを是非探してみてください。