現在日本がワーホリ協定を結んでいる22か国のうち、
人気の北欧、ノルウェーへのワーホリ希望者も。
本格英語を学ぶためのオーストラリア、カナダといった英語圏の国から、
ドイツ、フランス、遠くはチリ、アルゼンチン、
そして北欧のノルウェーやデンマークなども協定を結んでいる。
ただ、ノルウェーについては意外と情報が薄い。
そこでノルウェーへのワーホリの仕方、現地で学べる事、
費用など経験談に関するブログ紹介も含めまとめてみた。
ノルウェーのワーホリ、費用はどれくらい?申請の方法も紹介
まずはノルウェーでワーホリする場合の申請方法について。
ノルウェー大使館のホームページから申請書や必要書類をダウンロードし、
記入の上ノルウェー大使館にこれらを提出する。
ノルウェーのワーホリは年齢条件があり、18歳から30歳。
これは申請時点での年齢ということに注意。
つまり申請時に17歳ではNGだし、
申請後に31歳になっても入国できるということ。
申請が認められると、入国日から1年
現地で働きながら長期滞在できる。
ノルウェーでワーホリビザを申請するためには、年齢条件のほか、
ビザ申請時に日本に居住していること、
日本のパスポートを所持していることなど条件がある。
ほかにもノルウェーで健康かつ
安定したワーホリ生活を過ごすため、
健康診断や保険関係の証明書、
英文での銀行残高証明書
(約17万円/最低3カ月分の現地での生活費)
も必要になる。
ちなみに首都オスロあたりは、
東京よりも生活費が高いためこの金額で
3カ月暮らすのは実際厳しい。
申請費用5万円、発給までに3カ月はかかる。
さらに言うと、
現地では日本と同じように所得税が給料から天引きされるため、
税金の高いノルウェーでは公共サービスを
うまく利用して生活費を抑えたいところ。
ノルウェーに銀行口座を持つ場合には、
パスポートの他に滞在場所の証明が必要になる。
ノルウェーに実際ワーキングホリデーで住んだゲンジは、
おすすめといわれる4月に出発した。
冬場は安く行けるが、現地はゾッとするほど寒い(笑)。
彼によると、
ノルウェーのワーホリ渡航前に必要なものとしては
費用に換算すると約50万円、現地での滞在費用として
1年で280万円かかり、実際向こうで働いて140万円程度
稼いだということ。
やはりワーホリでも、ヨーロッパ
特に北欧は長期滞在にお金がかかる。
ノルウェーのワーホリ、仕事の求人にはどんなものが?
ノルウェーのワーキングホリデーでは、
1人の雇用主のもとで最長半年まで働くことができる。
ワーホリで認められる職種としては、
ベビーシッターや観光客向けのセールススタッフなど。
注意点として、ノルウェーは英語圏ではなく
母国語(ノルウェー語)なので、
ノルウェー語を知らなければ苦しむケースもあるということ。
現地で英語ができる人などのコネクションがあれば
紹介してもらうのがいい。
そうでなければネットや求人広告を見て自分で探すことになる。
日本人でもできる仕事を探すのは
実は言葉の壁(ノルウェー語が基本)がありなかなか難しいが、
例えば和食の料理人、アジアンレストランの店員、
ラーメン屋などはハードルが低い。
“Finn.no”というサイトには仕事の求人情報も含まれる
ノルウェー最大の総合サイト。
こちらはノルウェー語がわかれば参考になる。

ノルウェーのワーホリ、語学学校で英語はちゃんと学べる?ブログも紹介
英語は大丈夫だけどノルウェー語はさっぱり…
という人は、まずは言葉の壁を乗り越えるため
ノルウェーで語学学校に行きたいという場合もあるだろう。
ワーホリでは通学期間に3カ月という制限があるが、
現地でノルウェー語を学ぶためにこれを利用するのも一つ。
ちなみに、3ヶ月以上滞在すると学費が無料になる制度もある。
ノルウェーの語学学校で英語を学ぼうというのはちょっと違う。
ノルウェーでのワーホリをした方の経験談の中でも
語学学校に通った経験を紹介しているブログもある。
「ノルウェイ北欧暮らしメモ~
ノルウェー語の語学学校はアラサーが多い」

日本人が多いアジアや英語圏と異なり、
いろいろ未知の経験ができそうな印象。
ノルウェーにワーホリ行ってきます!なんて、ちょっと憧れる。
まとめ
「叫び」で有名なムンクを生んだノルウェー。
北大西洋岸のダイナミックなフィヨルド、
真夜中の太陽「ミッドナイトサン」、
厳冬下でのオーロラ鑑賞、
新鮮な魚介類(ノルウェーサーモンなどは日本人にもおなじみ)
など魅力あふれるノルウェーでのワーホリ生活。
検討の参考になっただろうか。
言語の壁はあるかもしれないが、
苦労を払拭する経験ができそうだ。