便利な宅配便には集荷の拠点施設があるが、佐川急便の中継センター、
特に震災復興需要を差配する南東北中継センターの場所が分からない
という声をよく耳にする。
そこでこの記事では、
この南東北中継センターについてまとめてみた。
佐川急便の北海道中継センターはどこ?京都や北東北、東北の中継センターは?
南東北中継センターは全国に数ある佐川の集出荷拠点のひとつだが、
一体どこにあるのか?
佐川急便の中継センターはいずれも詳細な住所や地図、
電話番号は伏せられている。
なお、佐川急便のホームページと追跡結果のデータから判断すると、
南東北センターは佐川急便南東北支店の管轄内である宮城県・
山形県・福島県周辺のどこかであると推察される。
南東北中継センターから山形
南東北があるということは、北東北も当然ある。
南東北中継センター:宮城県・山形県・福島県周辺
北東北中継センター:秋田県・岩手県・青森県周辺
東北は、この2箇所の中継センターが地域を分けて、それぞれ担当している。
南東北中継センターから福島県内の各都市まではどのくらいで届くのか?
「株式会社セラーバンク(Sellerbank Inc.)」が運営する
追跡DBを利用することにより、荷物がいつ届くのか(届いたのか)が分かる。
【追跡DB :ttps://tuisekidb.com/company】
このデータベースによると、
南東北中継センターから福島県内の各都市までの配送実績だが、
南東北中継センターから会津若松までは以下のとおり2つの実績があった。
南東北中継センターから会津若松
輸送中 04/25 22:46 南東北中継センター
配達中 04/26 08:08 会津若松営業所
配達完了 04/26 16:24 会津若松営業所
輸送中 03/07 07:45 南東北中継センター
配達中 03/08 08:17 会津若松営業所
配達完了 03/08 12:27 会津若松営業所
その他主要都市への発送状況を確認しようとしたが、
南東北中継センターから白河、
南東北中継センターからいわきは実績がなかった。
ちなみに京都方面も調べてみたが、
南東北中継センターから京都へは実績がなかった。
中継センターについての詳細は結局ナゾのまま。
京都中継センター
京都中継センターから北海道
同じく追跡DBで南東北中継センターから
北海道までの発送日数を確認してみると次のような結果であった。
集荷 06/14 17:35 郡山営業所
↓輸送中 06/14 20:57 南東北中継センター
↓輸送中 06/15 20:15 北海道中継センター
↓配達中 06/17 11:04 釧路営業所
↓ご不在 06/17 14:00 釧路営業所
⇒配達完了 06/17 19:23 釧路営業所
北海道中継センターから釧路
北海道中継センターから旭川
調べてみると、北海道中継センターは
札幌営業所(札幌市白石区本通18-北4-1)と
旭川営業所(旭川市工業団地4条3-1-18)の2箇所の営業所と同じ事がわかった。
北海道中継センターから札幌
【担当営業所検索:ttps://www2.sagawa-exp.co.jp/send/branch_search/tanto/locate/?a_id=4785&s_id=9-1】
また、配達状況の確認方法としては、送付状控えに
「お問い合せ送り状No.」という記載があるので、
その数字を佐川急便ホームページ上の
「お荷物問い合わせサービス」に入力してすると状況が分かる。
注意点として、問い合わせ可能期間は、荷物の出荷日より60日間であること、
飛脚メール便、飛脚ゆうメール便では、このサービスは使えない。
その場合は営業所まで問い合わせが必要である。
【お荷物問い合わせサービス:ttp://k2k.sagawa-exp.co.jp/p/sagawa/web/okurijoinput.jsp】
南東北中継センターから動かない
佐川急便、仙台で集荷するには?
例えば、仙台で集荷を依頼したい場合はどうすればいいのだろうか?
佐川急便で集荷を依頼する場合は、担当営業所へ連絡する。
仙台市には営業所が3箇所あって、それぞれ担当する地区が決まっている。
・仙台営業所 (担当地区:仙台市青葉区、仙台市宮城野区)
・仙台泉営業所(担当地区:仙台市泉区)
・仙台南営業所(担当地区:仙台市太白区、仙台市若林区)
佐川急便仙台南営業所
ちなみに、集荷専用電話番号はどの営業所も同じ0120-177-444である。
また、配送までどのぐらいの時間がかかるのかは、
佐川急便のホームページで調べることができる。
【お届けまでの日数:ttps://www.sagawa-exp.co.jp/send/days.html】
費用に関しては、輸送距離、荷物のサイズ、
輸送方法(通常便、クール便等)によって決まる。
ホームページでは、料金検索もできるので活用するといい。
【輸送料金:ttps://www.sagawa-exp.co.jp/send/fare/】
まとめ
いかがだっただろうか?
昔、学生の学力試験の仕分けバイトをしたことがある。
学校や予備校で実施した試験の答案用紙を集約し、採点箇所へ送るというバイト。
単にまとまったものを集約・中継するだけの仕事だったが、
関東中継センター
南東北中継センターから石巻
今回のような中継センターが大事な役割を果たしていたのだと気づいた。