昼寝すると起きれない人が意外と多いのは、
彼らが「正しい昼寝の方法」を知らないから。
昔は昼寝をしている人を見ると…サボってる!
なんて印象があったけど…今はむしろ、昼寝を
している人ほど「出来る人」のイメージに変わりつつある。
昼寝をするとパワーがみなぎり、
仕事の効率がガツンと上がる。
昼寝は、まさにパワーナップ。
逆に昼寝をしないと…午後は眠くなり、
ちょっとしたミスが増えたり、
全然仕事が進まない!なんて事も…
そんな事を改善しよう!と時間を決めて
昼寝を勧めている会社も増えている。
そこでこの記事では、正しい昼寝の方法を
昼寝のメリットとともに語ってみる。
昼寝すると、20分でも15分でも起きれないあなた。正しい昼寝の方法を
昼寝にも、正しいやり方がある。
上手く昼寝をしないと
夜の睡眠に影響が出てしまうことに。
●20分以上寝てはダメ。
高齢者は30分でも大丈夫。
昼寝はあくまでも仮眠。20分を越えると深い睡眠に
入ってしまうので、起きた時に頭がボーッとしてしまう。
●横にならず、座ったままの姿勢で
深く眠りすぎて昼寝後にボーっとしないよう、
横にならず座ったままの姿勢で。
デスクに突っ伏してもOK。
昔、授業中に机の上で突っ伏して
寝ていた時を思い出す(笑)。
●昼寝前にコーヒーを飲むと良い
昼寝する直前にコーヒーを飲んでおくと、
ちょうどカフェインが効き始めるころが
起床時間。すっきり目覚めることができる。
●眠れなくても…
目を閉じてじっとしているだけでも効果はあり。
●時間帯は…
夕方を過ぎてから昼寝をすると、
夜に眠れなくなる可能性があるのでNG。
●目覚まし時計には注意を
目覚ましアプリは便利だが、イヤホン内でのみ
音が鳴るものを。俺はイヤホンの外に漏れる目覚ましを
知らずに使い、ネットカフェでひんしゅくを買った(笑)。
営業なのだが、昼寝で起きれない…病気が原因?認知症との関係
調べてみると…昼寝には認知症との関係もある。
高齢者337人のアルツハイマー患者とその配偶者
260人の「昼寝の習慣と認知症発症リスク」
について解析をおこなった報告がある。
興味深いことに‘30分未満の昼寝’をする人は
‘昼寝の習慣がない’人に比べて、
認知症発症率が約7分の1。
そして、‘30分~1時間ほど昼寝をする’人も
‘昼寝の習慣がない’人に比べて
発症率が約半分になることがわかった。
これだけみると、昼寝は認知症を遠ざける!と
言えそうだが・・・
‘1時間以上昼寝する’人は‘昼寝の習慣がない’人に比べて
発症率が2倍も高いことがわかった。
この結果から、昼寝をしすぎるとかえって脳に
ダメージを与える可能性がある。やはり
30分未満にとどめたほうが良い。
妊婦なんだけど、昼寝すると起きれない…赤ちゃんへの影響ってないの?
最後は妊婦さんに向けて。
「あんまり日中に眠っていたら、赤ちゃんの
体内時計に影響を与えてしまうのでは?」と
不安に思っている妊婦さんもいるかもしれない。
日中の眠気は、体が「休んでね!」と
言っているサイン。
赤ちゃんは赤ちゃんのリズムで生活しているため、
昼寝が直接赤ちゃんのリズムに悪影響を与える
ということは証明されていない。
そのため、あまり過敏にならずに、
「眠いときは休む」ことを優先させよう。
昼寝のメリットとは?
昼寝から覚めるととてもスッキリした気持ちになり、
仕事がはかどる!
睡眠障害に詳しい医師は、「昼寝をすると、
その後の仕事のパフォーマンスが上がることは
データで証明されている」と指摘する。
またそれだけでなく、
≪美肌効果≫≪脳や精神的な疲れを癒す効果≫
もある。
確かに睡眠が足りていないと…肌が
ボロボロになったり、イライラする事も増えてしまう。
夜の睡眠を補う、という意味でも良い。
昼寝すると起きれないのは夢のせい、なんて人も
確かに、昼寝は浅い眠りなので夢を見やすい。
それを楽しみすぎて起きれなかったなんて話す奇天烈な
花田のような知人もいる(笑)。
しかし、やはり起きれないのはさっき語ったような理由だろう。
昼寝は、とても気持ちが良いもの。
確かに沢山寝てしまった日は、夜なかなか
寝付けなかったり、起きた時に若干気持ちが
悪かったり…。ぼーーっとして二度寝してしまったり…
昼寝にも正しい方法があるので、
この記事が参考になれば嬉しい。