韓国へ留学中の息子に送金を…と思っても、ATMで振り込み
というわけにはいかないのは、意外と知られていない。
もちろん一般の銀行でも手続きはできるが、手数料や送金限度額など、
どのツールを使うかで変わってくる。
日韓関係の微妙さが影響した
韓国への送金停止というような話も聞くが…
韓国への送金に関する話題をまとめてみた。
paypalってどうなの?韓国への送金、手数料が安いのはゆうちょ(郵便局)と銀行、paypal、LINEどれ?送金方法と手数料も比較して紹介
日本から韓国へ送金する方法には
いくつかのやりかたがあるので主な違いや特徴、手数料などを比較してみよう。
まずはあなたが使っている普通の都市銀行、
また最も楽なのはあちこちにあるゆうちょ銀行から。
日本から韓国へ送金するなら、手数料が安いのがゆうちょ銀行のメリットだ。
韓国への送金のためにこれらの銀行を通す場合、
日本の銀行に支払う送金手数料、
為替手数料に加え韓国側の銀行で支払うウォンの金額が必要に。
都市銀行でもインターネットで韓国へ送金できるところも増えてきているが、
ウォン建てでの送金はできないので、手続きは窓口で行う必要がある。
それでは、送金サービスの定番ウェスタンユニオンを韓国への送金に使うのも一つ。
またPaypalやLINEの決済サービスLINE payを使う方法もある。
いずれも手数料が安く設定されているが、当然セキュリティには要注意。
またLINE payの場合、
海外での電話番号でLINE登録している人には遅れないことには注意が必要だ。
Paypal送金:https://www.digi-joho.com/ja/kaigai-business/141-paypal.html
LINE送金:http://official-blog.line.me/ja/archives/18129452.html
ちなみに韓国へ送金する際に税金関係の書類が必要になる場合がある。
源泉徴収義務のある個人や法人が海外へ報酬等を送金する場合だが、
原稿料など著作権の使用料についての源泉徴収については
届出書を提出すれば減免が受けられる。
韓国の場合は20.42%の源泉徴収率が12%になる。
届け出をしなければ後で大変な目に遭うので要注意だ。
韓国への送金、代行を利用する方法は?安いのはどこ?新大久保なら
韓国へ送金する場合に代行業者を使うというのもおすすめだ。
2010年から銀行以外でも送金サービスが可能になっているので、
韓国へ送金する場合にこうした代行業者を使うと手数料が格安で収まる。
韓国へ送金する場合、銀行の場合は4,000~6,000円、
ゆうちょ銀行でも2,500円かかるものが、
代行業者を使うと1,000~2,000円程度の手数料で送金できる。
ただ韓国への送金代行の手数料が安いといっても、
1回あたりの送金額が100万円以下となっている点は注意が必要。
それでも利用者は送金サービスを行なう企業が持つ専用口座に入金すればよいので、
通常の国内振込みの要領でネットバンキングやATMの利用も可能なため、
利便性が高いのではないか。
ちなみに韓国人の多い新大久保には皆さん御用達の業者があるようだ。
韓国への送金、規制や送金停止とは?どんな影響がある?
日本から韓国へ送金する場合によくソウルに行く人が使っているのが
韓国系の銀行を使って現地に送金する方法。
ただ、韓国系の銀行はサービスが充実しているものの
日本国内に支店が少ないのが難点で、送金には不便な影響も。
また韓国ウォンで送金する場合には
送金額に制限の規制が課されるところも注意が必要だ。
また送金停止になる場合もあり得る。
いずれにせよ初めて海外送金する人は、様々なサービスがある中で、
特徴、注意点などをつぶさにチェックして、
変なことにならないようしてほしい。
まとめ
韓国に限らず海外で便利なのは、
やはりクレジットカードかデビットカード。
送金作業自体が省けるし、お店での決済も楽。
特にデビットカードなら自分の口座からすぐに引き落とされるため、
余計に使う心配もない。
そもそも安全を考えると、
海外で大きな現金を持ち歩かないのは海外では必須といえる。
ただ一点・・・日本ではそれほど多くはないが、
途上国ではカードによるスキミング被害が耳に入ってくるので
特に夜のお店では利用を避けたほうがいい(笑)。
プリペイド型のカードの使用もいいだろう。