正月飾り、人形(ひとがた)しめについて

正月の人形と言えば羽子板や破魔弓を

 

思い浮かべる方も多いと思われますが、

 

「人型しめ」

 

というものがあります。

 

これはしめ飾りの一種で

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玄関や部屋の入口、

 

神棚や仏壇に飾られます。

 

 

 

人形(ひとがた)しめの役割。飾り方。

 

 

歳徳神(とくしとくじん)様を

 

 

お迎えするための

 

 

飾りとして考えられています。

 

 

 

 

一般的には依り代とも呼ばれ、

 

一部の地域では

 

 

いまだに伝統として残されています。

 

 

 

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玄関や部屋の入口、

 

神棚や仏壇の上に、

 

 

二つ一組で貼ります。

 

 

 

 

人形(ひとがた)しめは紙でできていて、

 

 

お正月飾りに使われる

 

紙垂(しで)によく似ています。

 

 

似てはいますが、

 

あくまでも人形(ひとがた)をした依り代なので

 

区別して扱われています。

 

 

 

1月14日までには外すのが習わしです。

 

 

 

 

作り方は、

 

人形(ひとがた)に

 

切り込みを入れた紙を用意します。

 

 

 

そこで

 

左手を必ず前にして

 

体の中心に来るように交差させます。

 

 

首の部分は

 

一ひねりさせれば

 

出来上がりです。

 

 

 

 

人形しめの由来。玄関などに貼り。

 

 

 

広くは、お守りやお払いの意味が込められていました。

 

 

一般的に良く知られているのは

 

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「ひな祭り」の方だと思います。

 

 

 

 

ひな祭りの由来は、

 

人形(ひとがた)で

 

 

体を撫で、

 

川の水に流して

 

無病息災を願いました。

 

 

これは奈良時代に始まった

 

儀式の一つとされています。

 

 

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当時は病気や怪我で

 

命を落とす子供がたくさんいました。

 

 

 

そのため、

 

親が子供の成長の無事を祈願して

 

行ったのが

 

始まりとされています。

 

 

 

残念ながら、

 

 

お正月の「人形(ひとがた)しめ」の由来に関しては、

 

殆ど文献が残っておりません。

 

ただ、

 

二つの人形(ひとがた)に

 

共通して言えるのは、

 

 

無病息災・家内安全を祈願してということには

 

間違いありません。

 

 

 

歳徳神(とくしとくじん)様とは

 

 

 

ここで出てくる歳徳神様とは、

 

 

陰陽道において、

 

その年の福徳を司る神として

 

崇拝されている神様のことです。

 

 

 

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別名で、

 

歳神様・お正月様とも呼ばれています。

 

 

 

歳徳神様に関しては諸説ありますが、

 

牛頭天王の后であり、

 

 

八将神の母とも伝えられていますが、

 

中々文献が乏しく、

 

その素顔は

 

 

ベールに包まれているのが

 

本当の所です。

 

 

 

 

幣束(へいそく)と紙垂について。

 

 

紙垂(しで)と似ているもので、

 

「幣束」(へいそく)

 

というものがあります。

 

 

 

幣束は神様にお供えする

 

捧げものの一つとして、

 

 

神棚に

 

神聖や清浄のお印として

 

 

お飾りするものです。

 

 

 

紙垂は、

 

しめ縄に飾るものですが、

 

 

幣束は串に挟んで

 

神棚にお供えするので、

 

 

 

大きさは神棚に合わせて

 

お選びすることがポイントです。

 

 

幣束を取り替えるタイミングは、

 

 

しめ縄と同じように

 

お正月を迎えるタイミングで取り替えます。

 

 

ご家庭をお守りいただくお札と同じく

 

新しいものに取り換えるのが

 

 

一般的な習わしとなっています。

 

 

 

お正月の役割

 

 

お正月の役割は、

 

全ての歳神様を

 

気持ちよく迎え入れることにあります。

 

 

日本古来より伝え継がれた、

 

最古の儀式とされています。

 

 

私たち日本人の祖先は

 

 

「全てのものに命が宿る」

 

 

と信じていましたので、

 

 

作物の命も

 

人間の命も

 

 

一つであると

 

考えられていました。

 

 

 

なので、

 

人間が亡くなると祖霊となり、

 

 

春には里に下りて豊作の神となり、

 

秋には山の神になり、

 

 

年の初めの正月には

 

歳神様になると

 

考えられていたのです。

 

 

 

つまりは正月そのものも、

 

 

元をただせば

 

祖先の霊を

 

うやまうきもちから

 

起こった行事と考えられます。

 

 

 

ただ、仏教の伝来とともに、

 

 

盆と正月が区別さて扱われるようになりました。

 

 

そのため、盆は先祖の霊を敬い、

 

正月は歳神様を迎える行事として

 

区別されるようになった様です。

 

 

 

まとめ

 

 

 

「人形(ひとがた)しろ」から

 

だいぶそれてはしまいましたが、

 

 

年神様を迎える

 

大切な正月かざりであることは

 

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間違いありません。

 

 

 

清々しい気分で正月を迎えるためにも、

 

お飾り物は大切な意味合いが込められています。

 

もし、地域で

 

「人形(ひとがた)しろ」

 

を飾られるところがあれば、

 

是非、歳徳神様のお話も思い出してみてください。

 

そうすることで、

 

また違った意味合いが

 

見えてくるかもしれません。

 

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